令和3年度3学期始業式 校長式辞

 皆さん、おはようございます。改めまして、新年明けましておめでとうございます。

 冬休み中、事故もなく三学期がスタートできたことを大変嬉しく思います。よい年明けを迎えることが

できましたか。「一月往(い)ぬる、二月逃げる、三月去る」と言われます。新年を迎えてからの一月から

三月は行事も多く、あっという間に過ぎ去ってしまうことを表す言葉です。年始めの3か月は、この一年

をどのように過ごすかを決める大切な時期ですが、「忙しい、忙しい」と過ごしてしまえば進歩も無い一

年になってしまいます。

 二学期の終業式の式辞で、「一年の計は元旦にあり」の話をしましたが、今年の目標を立てましたか。

たとえ今は届かないような高い目標でも、一日一日を大事にしていくことで、その目標に近づくことがで

きるのです。小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。

これは、イチロー選手の言葉です。

 

 6年生の皆さんは、大学入学共通テストまであと1週間。ここからは新しいことに手を出すのではなく

取り組んだことの定着を図り、コンディションを含めて、本番をイメージしながら調整を行ってください。

他学年の皆さんにとっては、次の学年に向けての、いわゆる「0学期」として力を蓄える重要な3か月に

当たります。今の学年でやるべきことの総まとめを行うとともに、4月から好スタートをきるために、生活

を整え、心の準備をするようにしてください。

 そのために、勉強でも、部活動でも構いませんが、「やればできる!」と思える小さな挑戦この3学期

に取り組んでほしいと思います。そうすれば、やった人しか味わうことのできない自信と達成感を手にでき

ます。それは、さらなる目標に挑戦するエネルギーに繋がります。誰かに言われて動くのではなく、自分で

決めて自分から取り組む事に意義があるのです。

 「今日」という日は、もう二度と戻ってきません。「今日」やるべきことを「明日」に延ばす人は、結局、

やらない言い訳を探して、やるべきことから逃げているだけではないでしょうか。

 「あのとき、こうしておけばよかったのに」という「未来の自分」からのメッセージに耳を傾けてください。

 

 毎日の生活していく中で、面白く楽しいことばかりではありません。皆さんの中で、いろいろ考えこんだり、

悩んでいる人がいたら、周りの誰かに相談してみてください。解決のヒントを得たり、少し気持ちがラクに

なったりすると思います。こうして宇和島南で一緒の時間を過ごすことができることに感謝しながら、一日

一日を大切にしていきましょう。

 皆さんにとって素晴らしい一年のスタートにふさわしい充実した3学期となることを期待して、三学期始業式

の式辞といたします。    

                       令和4年1月7日 校長 中岡 生文