無題

 

新年度がスタートしました!(1学期始業式)

2024年4月8日 14時46分
校長室より

 新たに15名の先生をお迎えし、新年度がスタートしました。今年度は新入生がいませんが、5つの学年が一丸となり学校を盛り上げていきましょう。生徒の皆さんが大きく成長できる令和6年度になることを期待しています。1学期始業式では以下のことを話しました。

【式辞】

皆さん、おはようございます。

春休みの期間中に、皆さんが大きな事故に遭うこともなく、こうして元気な姿で登校し、新学期を迎えることができたことをうれしく思っています。

 今日から新たな1年がスタートします。新しい目標を設定するなど、モチベーションが高まっているのではないでしょうか。そのような中、中等教育学校生活の締めくくりの年となる6年生は、後輩たちの手本となるよう、勉強に、部活動に、学校行事にと全力で取り組み、将来の進路実現に向けて悔いの残らない1年としてください。その他の学年も、今年度は、新入生を迎えることはないですが、それぞれの学年に与えられた役割をしっかりと自覚し、メリハリの利いた学校生活を送るようにしてください。そして、昨年度の3学期終業式で話しました、自己成長ノートを作成し、自身の成長の証を客観的に評価することにも挑戦する1年としてください。

ところで、皆さんは宇和島南中等生であることを誇りに思っていますか。そう思っている人は、恥ずかしがらず挙手してください。全員が即座に挙手できる学校でありたいと思うのですが、そうなるためには学校がどうあるべきだと思いますか。いろいろな要因があると思いますが、私は学校に、もしくは学校が、

○自分の熱中できる環境がある。

○信頼できる仲間がいて、学校生活が充実している。

○自分が活躍できる場がある。

○自分の思い描いた進路を実現できる環境にある。

○いじめ等のない居心地の良い環境である。

○教育活動の中で、学校が地域と連携・協働する環境が整っている。

などを考えますが、皆さんはどうですか。

人は心の在りよう、つまり意識を変えれば行動が変わります。日々の習慣を改善するよう努力すれば、新たな良き習慣が自分自身をより高い次元に押し上げることができます。意識を変え、継続的に努力をすることで、今話したような環境を本校で体感することができ、本校を誇らしく思えるようになると考えます。

学校を誇らしく思うことは、自分自身の生き方への「自信」につながり、「心の支え」にもなります。更に、同級生や後輩を「思いやる心」の育成にもつながると思っています。私は皆さん全員を、宇和島南中等を誇りに思える生徒に育てたいと思っています。生徒一人一人が高いポテンシャルを秘めている本校ならば、それができると信じています。皆さん一人一人が、自分の強みを自覚し、そのことに磨きをかける努力を継続させてください。そして、今いる南中生で他校の生徒がうらやましく思えるような活気に満ち溢れた学校を創っていきましょう。

最後に、皆さんが、この進級したタイミングをチャンスと考え、それぞれの目標の達成に向けて、日々の勉学や部活動をはじめとするあらゆることに気力を持って取り組んでいくこと、そして、南中生としてのPERDEを胸に大きく成長してくれることを期待して、1学期始業式の式辞とします。

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