無題

 

東北視察研修に参加

2024年7月31日 11時06分

5年生の有志が4日間の東北視察研修に参加しました。

初日は、東京大学で講義を受けた後、東京大学の大学院生とワークショップを実施しました。

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2日目以降は、実際に東北地方へ移動し現地の視察です。

福島県の原子力災害伝承館や震災遺構・浪江町立請戸小学校の見学や、請戸小の児童の避難経路を実際に辿るフィールドワークを行いました。

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宮城県石巻市の震災遺構大川小学校、南三陸町震災復興祈念公園や岩手県釜石市、陸前高田市と視察を行いました。

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東日本大震災で甚大な被害を受けた地区を視察し、当時の避難経路を辿ることや現地の方の話を聞くことで改めて自然災害の恐ろしさを実感したのではないでしょうか。

現地で学んだことを今後の取り組みに活かしてほしいです。

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1学期始業式

2025年4月8日 12時48分
校長室より

 令和7年度がスタートしました。本日の生徒課長講話の中で、毛利先生が、カラスとツバメの話をしました。ツバメの「ツ」はツキをもたらす「ツ」ですと説明してくれました。興味深い話の中で、ツキをもたらす人はどのような人なのか考えました。「どちらに転んでも、全てプラスにしよう」と思えるようなプラス思考の人も、そうではないかと思いました。「人生に無駄はない。試合での敗北もよし、失恋もよし、勉強での挫折もよし。人は強い衝撃から、人生の価値とは何かを教えてくれる。前向きに頑張ろう。」と、そのように思える人に「ツキ」は舞い降りてくるものだと思っています。今年度も、生徒の皆さんにとっても、我々教職員にとっても、乗り越えなければならない困難が何度も生じることと思います。リラックスして、プラス思考で、周りの助けも借りながら乗り切りましょう。今年度も、活気にあふれた宇南中等にしましょう。

以下、本日の始業式で話した内容を紹介します。

【1学期始業式】

皆さん、改めましておはようございます。

春休みの期間中に、皆さんが大きな事故に遭うこともなく、こうして元気な姿で登校し、新学期を迎えることができたことをうれしく思っています。

 今日から新たな1年がスタートします。新しい目標を設定するなど、モチベーションが高まっているのではないでしょうか。そのような中、中等教育学校生活の締めくくりの年となる6年生は、後輩たちの手本となるよう、勉強に、部活動に、学校行事にと全力で取り組み、将来の進路実現に向けて悔いの残らない1年としてください。その他の学年も、それぞれの学年に与えられた役割をしっかりと自覚し、メリハリの利いた学校生活を送るようにしてください。今年度は4学年となり、生徒の数も昨年度に比べ130名程度減りましたが、そのようなことを感じさせないような、エネルギッシュな1年としましょう。

さて、今日は「空気を読む力」についてお話したいと思います。皆さんは「空気を読む」という言葉を聞いたことがありますか。

「空気を読む」とは、相手の気持ちを理解したり、場の雰囲気を察したり、状況に合わせて適切な行動をとったりすることです。

例えば、友達が悲しそうにしていたら、そっと声をかけたり、励ましたりするでしょうし、先生が話している時に、私語を慎んだり、真剣に聞いたりしますよね。これらは全て「空気を読む」行動です。

なぜ今、「空気を読む力」について、皆さんにお話しすると思いますか。

4月は新学期が始まり、学年やクラスが変わり、新しい環境や人間関係がスタートするため、円滑なコミュニケーションや人間関係を築く上で、「空気を読む力」は非常に重要になるため、改めて意識してほしいからです。また、皆さんの学齢つまり、3年生から6年生の期間は、将来社会に出るための準備期間でもあり、「空気を読む力」は、社会生活においても非常に重要なスキルであるため、今のうちから意識し、身に付けてほしいからです。

「空気を読む力」を身に付けることは、決して簡単なことではありません。日々の学校生活や友人との関わりの中で、意識的に周りの状況を観察し、相手の気持ちを考えながら行動することで、少しずつ身に付けていくことができます。もし、空気を読むのが苦手かも、と感じているのであれば、「相手の表情や言葉をよく観察すること」「自分の発言や行動が、周りの人にどのような影響を与えるかを想像してみること」「周りの人がどのようにコミュニケーションをとっているかを参考にすること」などを意識すれば良いのではと思います。

皆さんが、この「空気を読む力」を身に付け、相手の気持ちを理解し、尊重することで、より良い人間関係を築き、より良い学校生活を送ってくれることを願っています。

最後に、皆さんが、この進級したタイミングをチャンスと考え、それぞれの目標の達成に向けて、日々の勉学や部活動をはじめとするあらゆることに気力を持って取り組んでいくこと、そして、南中生としてのPERDEを胸に大きく成長してくれることを期待して、1学期始業式の式辞とします。

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