ソーシャルチャレンジ for High School 事業
2024年11月19日 11時29分11月19日(火)4年生が、認定こども園元気の泉にて保育実習を行っています。
これまでにない猛暑続きの夏がまだまだ終わりそうにないですが、本日から2学期が始まりました。すぐに体育祭に向けた準備が本格的に始まります。今年度は1年生がいないため、5学年での実施となりますが、6年生を中心にそのことを感じさせないような盛り上がりのある体育祭を創り上げましょう。刺激のある行事が目白押しの2学期、生徒の皆さんが心身ともに元気であり、大いに飛躍できることを期待しています。今学期も頑張っていきましょう。2学期始業式では、以下のことを話しましたので紹介します。
【2学期始業式 式辞】
皆さん、おはようございます。
この夏休みには、先ほど、表彰を受けた皆さんをはじめ、部活動、ボランティア活動、国内外の各種フィールドワークなど、多くの南中生が様々な場面で主体的に活動し、成果を収めてくれました。皆さんの活躍が学校や地域に大きな活力を与えてくれたことに、心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。また、この夏休みには、大きな事故等の報告はなく、このように2学期始業式を迎えることができたことを大変うれしく思います。
2学期は、体育祭や文化祭をはじめとする多くの学校行事、また、部活動の新人戦などの各種大会を控えており、皆さんの活躍が期待される場が多くあります。それぞれの学年や集団で、自分の役割を自覚し、目標を明確にすることで、その実現に向けて、失敗を恐れず思い切って挑戦してください。特に、6年生の皆さんは、本校で学んだ6年間の結果を出さなければなりません。まずは、体育祭でリーダーシップを発揮し後輩を導くこと、そして、自己の進路実現を果たすことです。残された時間はそれほどありません。多くの困難と向き合うようになると思いますが、何事にも決して諦めず、挑戦する努力をしてほしいと思います。自分を信じ、仲間を信じ、そして先生を信じて前進しましょう。
さて、2学期のスタートに当たり全員に意識をしてほしいことを二つ伝えます。
一つ目は、「失敗から学ぶ」ということです。
電気事業にも成功した発明家・起業家であるトーマス・エジソンは、生涯に1,000件以上の発明をしました。エジソンは、白熱電球を長く点灯させるためのフィラメント(発光・発熱部分)の素材を探す過程で失敗を繰り返し、およそ2万回にものぼる実験の結果、日本産の竹が最適であると発見しました。そのときエジソンは、「私は実験において失敗など一度たりともしていない。これでは電球は光らないという発見を、今までに2万回してきたのだ。」と、失敗は成功への過程であると前向きにとらえ語っています。
成功者は、失敗から学ぶことを知っています。挑戦の結果が失敗だったとしても、失敗の原因を分析し、次に活かすことを大切にしています。皆さんも、自分や他人の失敗経験から学びを得る方法を知り、勉強や部活動などに活かしてください。失敗を糧にして成長するためのキーワードは、「試行錯誤」であると思います。そのことを意識し、自己の成長につなげてください。
二つ目は、自身の心の健康の維持についてです。長期休業明けは、様々なことへの不安や悩みを抱えて登校する生徒が少なからず見られます。心配ごと等がありましたら、早めに担任の先生や保健室の先生などに相談をしてください。本校の先生は必ず皆さんの力になってくれます。
最後に、全ての皆さんが、南中生としてのプライドを持って、それぞれが抱いた目標の実現に向けてひたむきに努力を積み重ねていくこと、そして、そのことで、更に活力ある南中となることを期待して、2学期始業式の式辞とします。
【感謝】
5年生二神さんに、教育方針を校長室用に描いてもらいました。日々この書を見ながら業務に精進してまいります。勉強、部活動に忙しい中、本当にありがとうございました。