無題

 

人権集会を行いました

2024年11月22日 08時54分
全校生徒

本日、国際コーディネーターの中矢 匡 様をお迎えし、「地球の上に生きる~80か国で出会った人々~」というタイトルで講演していただきました。

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1学期終業式

2023年7月20日 12時41分

 早いもので、1学期が終了しました。とは言え、夏季セミナーや6年生の特別セミナーなど学力向上及び進路実現に向けての学校活動がしばらく続きます。また、部活動は新チームとしての夏を迎えるところが多く、チーム力強化や個人の技能向上にじっくりと努めることになると思います。暑い日が続いていますので、熱中対策と新型コロナ対策の両面に留意しながら充実した日々を過ごしましょう。私は日ごろから、生徒の皆さんに「夢を語り、その実現に向けてどうすればよいか考え、挑戦しましょう」と語っていますが、皆さんが夢に向かって一歩踏み出すことができるよう、ウォルト・ディズニーの言葉を紹介します。

 ディズニーは「夢をかなえる秘訣は四つのCに集約される」と語っており、その四つのCは「Curiosity(好奇心)」「Confidence(自身)」「Courage(勇気)」、「Constancy(継続)」とのことです。私たちもこのことを意識しながら、「暑い」夏が、心の「熱い」夏となるよう前進していきましょう。

 以下、1学期終業式式辞で話したことを紹介します。

【1学期終業式式辞】

 皆さん、おはようございます。皆さんにとって、この1学期は充実したものとなったでしょうか。5月に新型コロナウイルスが5類に移行されたことを境に、かつての生活様式に戻りつつあります。しかし県内では、直近の3週間で感染者数が急増しており、今後の更なる感染拡大が心配されています。これから夏季休業を迎え、県内外での人の往来が増加する時期になるので、引き続き基本的な感染対策を心掛け、感染防止に努めてください。

 さて、この1学期を振り返ってみますと、皆さんの数多くの挑戦や活躍がありました。ここで、その一部を紹介します。

 個人の活動として印象深いものは、囲碁部門、小倉百人一首かるた部門で全国高等学校総合文化祭鹿児島大会へ出場すること、国体愛媛県選抜チームの一員に弓道部3名が選出され、四国ブロック予選に挑み鹿児島国体を目指すこと、地域貢献を意識したヤングボランティアスタッフへの登録、うわじま圏域こども観光大使向け基礎講座での講師担当、科学の甲子園ジュニア愛媛県大会出場、えひめ高校生ハワイ派遣事業へのエントリー、オンライン語学留学へのエントリー、ホリバタ事業高校生企画プロジェクトへの参加、地域の子ども食堂への協力などです。

 団体の活動として印象深いものは、人権委員会による中庭へのひまわり植樹、宇和島南定期演奏会での吹奏楽部、邦楽部、そして、演奏会で縁の下の力持ちとなった放送部、写真部の活躍などです。その他、数多くの運動部活動で活躍した選手も多数いましたが、すでに表彰伝達等を行っているのでここでは省略します。

 私は皆さんに、一歩を踏み出す勇気を持ち、何事にも積極的に挑戦してほしいと思っていますが、そのことをよく実現してくれたと、うれしく思います。本校の先生方は一歩を踏み出すことを躊躇する生徒の背中を押してくれ、目標に向かって挑戦しようとする生徒を応援してくれますので、これからも失敗を恐れずさまざまなことに挑戦してください。

 ところで、皆さんはこの長い夏季休業をどのように過ごすか考えていますか。時間の使い方次第で、これから先の人生が大きく変わることがありますので、生活習慣を崩すことなく、バランスの良い規則正しい生活を送ってください。勉強する時間はきちんと確保した上で、部活動や趣味の時間を確保し、1日1日を充実させましょう。やるべきことを明確にし、自己の目標に向かって有意義な時間を過ごしてください。日頃から、時間を大切にし、時間管理のできる人が人生を制します。

 中でも、受験生としての夏を迎える6年生は、やるべきことを複雑化せず、スモールステップでシンプルにノルマを決め、受験勉強を乗り切るようにしましょう。苦しいのは皆同じ、クラスの絆を強め、仲間と共に前進してください。後悔のない夏としましょう。

さて、1学期の出来事を振り返り、先ほど良いことを紹介しましたが、反省しなければならないこともありました。そこで、皆さんにお願いが一つあります。それは、「言葉を磨いて、温かな人間関係を築いてほしい」ということです。

言葉によって人は勇気づけられ、元気が湧いてきます。時には、良好な人間関係を構築できることもあるであろうし、その人の人生を大きく左右することもあるでしょう。しかし、その逆で使い方によっては、人を傷つけ悲しい思いをさせ、その人の未来を閉ざしてしまうこともあるでしょう。それは、例えば、身体の特徴を面白おかしく発して冷やかしてみたり、相手が好意に受け止めていないあだ名で呼んでみたりなどです。言葉一つで、人間関係も、人生も違った状況になることがあるということです。そのような言葉の力を知り、その正しい使い方を理解し、皆さん一人一人が人間力を磨いて、誰もが楽しく学校生活を送ることができるようになってほしいと思っています。

 今年度の入学式で1年生に、「より良い人間関係を築くことは、相手の長所と付き合うことである」と伝えました。相手の良さを理解し、そのことを言葉で認め合い、褒め合うことで、いじめのない、誰もが居心地が良いと感じられる南中としましょう。そのためにも、自分の思いが相手の心に温かく響くように、言葉を磨いていきましょう。

 最後に、皆さん一人一人が、この夏季休業中を有意義に過ごし、心身ともに成長し、2学期始業式では、愛顔輝く元気な姿を見せてくれることを願って、1学期終業式の式辞といたします。

【1学期最後の学級活動、HR活動の様子】