南校日記

　四国地域のESD(Education for Sustainable Development) 活動実践者等が、活動を効果的・効率的に行えるようESDに関する情報提供や活動情報の相互共有などの支援を行うとともに、地域住民等のESDに対する態度変容・行動喚起を促進することを目的とした、『四国ＥＳＤフォーラム2022』に参加しました。
　ユース事例発表校として、本校生徒が、ＧＡ（グローカルアクティビティ）で行った課題研究を発表しました。学生だけではなく、四国全域で活動されている社会人の方々から、鋭い質問を受けたり、貴重なアドバイスをいただけたりしました。持続可能な社会を目指す活動が、様々な場で行われていることを知ることのできた大変有意義なフォーラムとなりました。
   

　学年末考査も終わり、３年生は修了式までの学校生活があと９日となりました。本当に早いものですね。本日は朝の読書、おいしい給食（みんなで給食を食べることができるのも、あと７日です！）、６限目の学級活動（修了式後の学級活動に向けた準備等を行いました。）の様子を掲載いたします。みんなで過ごせる残り少ない日々を、すべてのことに全力で取り組み充実したものにしていきましょう。

　ＧＡ（グローカル・アクティビティ）Ⅰとは、本校独自の事業である「ＵＧＩ(宇和島南グローカルイノベーション)事業」の取組の一つで、４年生全員が、木曜の５・６時間目に、地域課題をグローバルな視点で考え、解決を図ろうとする研究活動を行っています。
　今回は、発表会前最後のプレゼンテーション練習になります。生徒は、完成したポスターが、想像以上に視覚的効果を持つことに驚いていました。それを使って本番同様に発表練習をするうち、改めて伝えたいことが浮かんで、発表原稿を班のメンバーと再び推敲する作業を行う生徒もいました。自分たちの研究の成果を、最大限に伝えられるよう、発表がんばりましょう！
　　

　

　本日３月１日(火)、第１４期生の卒業証書授与式が厳かに挙行されました。

　新型コロナウイルス蔓延防止対策のため、今年度も、保護者と関係職員、来賓一名だけの参列となりましたが、昨年と違って、在校生も各教室からリモートで式に参加しました。

　天候は、あいにくの雨模様でしたが、卒業生たちの姿はとても晴れやかで、眼差しはしっかりと自分たちの未来を見据えている、そんな印象を受けました。

　終わりの見えないコロナ禍やロシア情勢等、歩み出ていく社会は決して安穏ではないかもしれません。しかし、校長先生から頂いた式辞の中の言葉 ―The best way to predict the future is to invent it.― のように、自分の未来は自らの手で切り拓き、そして希望ある未来の担い手となってくれることを期待します。

　卒業おめでとう。皆さんの益々のご活躍を心よりお祈りいたします。