お知らせ

                                               

 本校ホームページをご覧いただき感謝申し上げます。

 さて、現在中等教育学校である本校は、愛媛県県立学校振興計画のもと、令和5年度入学生を最後に募集停止となりました。
 そして、令和9年度から宇和島水産高等学校と統合され、新たな学校としてスタートします。思い起こせば、昭和24年9月の高等学校再編成に伴い、宇和島第二高等学校、鶴島高等学校及び水産高等学校を統合し、新たに宇和島南高等学校となり、普通科・水産科が設けられており、時代は巡るものだと感慨深いものがあります。
 これから、学校の変革に向け激動の時代を迎える本校ではありますが、高い志を抱いて中等教育学校である本校に入学した生徒たちを、自主・自律・健康の校訓のもと、精神を一層磨き、「自ら学び、探究する心」「責任ある選択と積極的な行動」「自他の命や体を大切にする感性」を身に付けた、時代に求められる国際感覚豊かな有為な人材に、また、思いやりにあふれた心豊かな人材に育成していこうという思いに変わりはありません。どのような状況であれ、与えられた環境の中で最善を尽くし南校の明るい未来へ繋げていくことが私たちに課せられた使命であると自覚し、本校の更なる魅力化に向けて邁進してまいります。
 どうか御理解と御協力をいただけますようお願い申し上げます。

                                                    令和5年4月 校長 中村 惣一

 

校長室より

宇和島市袋町商店街音楽祭で地域貢献【吹奏楽部】

2023年11月6日 10時07分
校長室より

 11月5日、宇和島市袋町商店街と地域の中高生のコラボによる音楽祭が、きさいやロード特設ステージで開催されました。吹奏楽部は文化祭の疲れを感じさせない力強い演奏とパフォーマンスを披露してくれました。会場を訪れた多くの観衆の皆様のたくさんの拍手や手拍子で一体となり大いに盛り上がりました。

 11月19日(日)に吹奏楽部は、愛媛県高等学校総合文化祭に参加し、県民文化会館メインホールで演奏を行い、更なる飛躍に向けて頑張ります。また吹奏楽部は、宇和島市の活性化に向けて協力を惜しみません。応援よろしくお願いします。                       DSC_0196DSC_0200DSC_0206DSC_0221DSC_0227DSC_0229

「輝け青春~誇り高き文化とともに~」宇南中等文化祭

2023年11月3日 16時29分
校長室より

 4年ぶりに通常開催とした文化祭は、やはり、南中らしい、すばらしいものになりました。私は大いに楽しみましたが、生徒の皆さんも、楽しむことができましたか。

ステージでは、邦楽部、吹奏楽部の奏でるハーモニープラス先生方のダンスとのコラボ、生徒体験発表、ダンス部のパフォーマンス、1年生の合唱、どれもすばらしいものでした。中でも、生徒会企画は、斬新なアイディアで生徒も先生方も保護者の皆様も大いに盛り上がり、楽しいものとなりました。会場の皆さんの声援や拍手などもステージ上の仲間を盛り上げてくれました。

クラス、委員会、文化部の展示なども、工夫を凝らしていましたし、5年生の屋台村は大いに賑わっていました。

早いもので、今年度も半分以上が経過しました。クラスも、学年も、部活動も、ますます団結し、次のステップに進んでほしいと思います。協力してイベントを盛り上げた仲間たち、協力してくださった先生方、おいでいただいた保護者の皆様への感謝の気持ちを忘れずに、そして、今日の経験が、休日後の学校生活に生かされるよう、頑張っていきましょう。皆さん本当にお疲れ様でした。

また、御来校いただきました保護者の皆様、PTAバザーで御尽力いただきましたPTA役員の皆様におかれましても、心から感謝申し上げます。皆様のおかげで文化祭が盛り上がりました。今後とも、教職員一同、学校がますます魅力あふれるものとなりますよう努力してまいりますので御協力をお願いいたします。

校長 中村 惣一                                                                                                                  DSC_0173DSC_0174DSC_0178DSC_0181DSC_0184DSC_0185DSC_0188DSC_0192DSC_0202DSC_0202DSC_0206DSC_0212DSC_0214DSC_0216DSC_0218DSC_0220DSC_0223DSC_0226DSC_0227DSC_0237DSC_0262DSC_0275

宇和島市駅伝競走大会

2023年10月31日 08時39分
校長室より

 10月29日、秋晴れの絶好のコンディションの中、令和5年度宇和島市駅伝大会が開催され、本校から前期生男女1チームが参加したため、応援に行ってきました。男子はけがと体調不良のため、4名でのオープン参加となりましたが、それでも4人で懸命にタスキをつなぎました。女子は一人一人がすばらしい走りを見せ、第2位となりました。

 その中で、女子1区稲井桃香さんが見事区間賞を受賞しました。男子4区の福島櫻也さんは区間賞の記録でしたが、オープン参加のため、幻の区間賞となりました。

 次は愛媛県中学校駅伝大会です。男女ともベストコンディションで大会に臨むことができるよう、しっかりと調整をしていきましょう。

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ジェニファー先生、ようこそ南中へ

2023年9月4日 18時37分

 先般本校に新しいALTとして、ジェニファー先生が赴任されました。

 ジェニファー先生、ようこそ南中へ。これから私たちと共に、精いっぱい学校生活を楽しみましょう。どうかよろしくお願いします。

 新任式では次のことを話しましたので御紹介します。

【紹介内容】

 先日、私たちはモニカ先生とお別れをして大変寂しい思いをしました。しかし、この度、新しいALTとして、ジェニファー先生をお迎えすることになりました。大変うれしく思います。

 ジェニファー先生は、イギリスのスコットランドの御出身で、趣味は料理と写真とのことです。そして、南中では、皆さんとスコットランドの文化を共有したいこと、皆さんに英語を大好きになってほしいこと、を思い描いていらっしゃいます。

 また、様々な交流活動を通じて、皆さんを笑顔にできるよう、精一杯頑張りたいとのことです。ジェニファー先生が学校に慣れるまでは、私たちで精いっぱい支えてあげましょう。

 ジェニファー先生、ようこそ宇和島南中等教育学校へお越しいただきました。これから、本校を、そして、宇和島市を精いっぱい楽しんでください。どうぞよろしくお願いします。

The other day,We were sad to have to say good-bye to Monica.

But,on this occasion,We are happy to welcome Jennifer to our school for new ALT.

She is from Scotland, the U.K. , and her hobby is cooking and photography.

Also she wants to share Scotland’s culture, continue making English fun and share her creating and smile with all of us.

We will support Jennifer as much as we can, until she gets used to new school life.

 Jennfer,Welcome to Uwajimaminami secondary school.

From now, I hope you will enjoy our school and Uwajima city as much as possible.

Jennfer,Nice to meet you.

Thank you.

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2学期始業式

2023年8月25日 12時45分

 長い夏休みも終わり、本日から2学期が始まりました。皆さんにとって、この夏休みは充実したものとなったでしょうか。 

 2学期は、体育祭、文化祭など大きな学校行事が予定されています。積極的に参加し、自信を身に付けるとともに充実感を味わってほしいと思います。皆さんにとって、飛躍の2学期となることを期待しています。

 以下は、2学期始業式で話した内容です。

【2学期始業式式辞】

 皆さん、おはようございます。

 この夏休みには、先ほど、表彰伝達を受けた皆さんをはじめ、セミナーや部活動、委員会活動、国際交流活動など、多くの南中生が様々な場面で挑戦し、多くの成果を上げてくれました。皆さんの活躍が学校や地域を元気にしてくれていることにお礼を伝えたいと思います。また、大きな事故等の報告はなく、2学期始業式を迎えることができたことをうれしく思います。

 さて、大谷選手が大活躍しているメジャーリーグでは、毎年全てのメジャーリーガーが背番号「42」を付けて試合に出場する日があります。その日4月15日は、ジャッキー・ロビンソンがMLB史上初の黒人プレーヤーとしてデビューを果たした日で、球界そして米国社会をも変えたロビンソンの業績を称えるのです。人種差別をはじめ、多くの困難があるなかでも戦い続けて結果を残したロビンソンは、「不可能の反対は可能ではない。挑戦だ!」という言葉を残しています。

 2学期は、体育祭や文化祭をはじめとする多くの学校行事、また、部活動の新人戦などの各種大会を控えており、皆さんの活躍の場が多くあります。それぞれの学年や集団の役割を自覚し、目標を明確にすることで、その実現に向けて思い切って挑戦してください。そうすることで、多くの南中生に輝いてほしいと思います。特に、6年生の皆さんは、本校で学んだ6年間の結果を出さなければならないことがあります。まずは、体育祭でリーダーシップ発揮し後輩を導くこと、そして、自己の進路実現を果たすことです。残された時間はそれほどありません。苦しい時間を過ごすことと推察しますが、何事に対しても決して諦めず、挑戦する姿勢を見失わず努力をしてほしいと思います。自分を信じ、仲間を信じ、そして先生を信じて、前進しましょう。

 もう一つ、2学期のスタートに当たり意識をしてほしいことを伝えます。それは、自身の心の健康の維持についてです。長期休業明けは、様々なことへの不安や悩みを抱えて登校する生徒が少なからず見られます。心配ごと等がありましたら、早めに担任の先生や保健室の先生等に相談をしてください。本校の先生は皆、必ず皆さんの力になってくれます。

 最後に、6学年全ての皆さんが、南中生としてのプライドを持って、それぞれが抱いた目標の実現に向けてひたむきに努力を積み重ねていくこと、そして、そのことで、活力ある南中となることを期待して、2学期始業式の式辞とします。

 

【同窓会総会報告】

 8月12日には4年ぶりに同窓会総会を宇和島市役所で開催され、多くの同窓の方々に出席していただきました。その中で、令和9年度から統合することになる宇和島水産高校のフィッシュガールのお二人に参加いただき、今や全国的に注目されているマグロ解体ショーを実践していただきました。迫力あるショーで会場は大いに盛り上がりました。

オーストラリア短期語学研修

2023年7月28日 17時53分

 7月30日(日)から8月11日(金)の12泊13日で、本校生8名がオーストラリアで語学研修を行います。本日は、校長室で激励会を行いました。

 まずは、ケアンズのYou STUDYカレッジでESL研修を行い、その後、アサートン高原でファームステイを行います。その間、ホストファミリーとの交流はもちろん、アサートンの高校生との交流、歴史村訪問等を行うなど盛りだくさんの研修です。

 校長室では、一人一人に研修に向けた抱負を語ってもらいました。その中で、異文化交流、英語力の強化、将来の夢へ向けてのステップアップなどそれぞれの思いを語ってくれました。何事も積極性が大切。せっかくの機会ですからやりたいことにどんどん取り組んでみましょう。8名が成長して帰ってくることを楽しみにしています。

 それではいってらっしゃい。

Good luck、Monica(モニカ先生離任式)

2023年7月25日 09時11分

 本校に約年間勤務されたモニカ先生が帰国することになりました。明るく、好奇心旺盛で、行動的で、また、積極的に生徒や職員と交流しよ うとする姿は、すばらしと感じていました。最近では、猛暑の中、野球応援に応援団と一緒に参加してくれたことが印象に残っています。本校にとって最高のALTであったと思います。

 お別れするのは寂しいですが、「さよならだけが人生だ」という言葉もあるように、別れをお互いの成長のタイミングとしてとらえ、お互いに今後の人生をより良いものとしていきましょう。

 モニカ先生からいただいた、手作りのうちわとテキサスのグラスは大切にします。うちわは来年度の野球応援で使わせていただきます。

 モニカ先生、日本を訪問されるときには、ぜひ本校に遊びに来てください。

 Good luck、Monica

 

【離任式挨拶】

 お世話になったモニカ先生について紹介します。そしてお礼を言いたいと思います。

 モニカ先生は、約2年間本校にALTとして勤務されました。

 主に授業は前期生を担当していただき、ゲームや言語活動をいろいろ考えてくださいました。後期生には、受験指導やスピーチコンテストの指導で多くの生徒に関わっていただきました。

 誰に対しても愛想がよく、教員・生徒みんなから好かれていました。アクティブで、日本各地を訪れるとともに、宇和島牛鬼祭りなど、日本らしいイベントにも多く参加されました。

 この度、出身地であるアメリカテキサス州へ帰国することになり、お別れをしなければなりません。大変寂しく思います。私たちはモニカ先生のことを決して忘れません。モニカ先生のこれからの御活躍を心から願っています。

 本当にありがとうございました。

 

We were really taken care of Monica.

Now I introduce about Monica, and I say a word of thanks to Monica.

 Monica has been working at our school about two years as ALT.

 She was mainly in charge of junior high school classes.

And she entertained her students with games and many kinds of activities.

 She also gave guidance to high school students for entrance exams and speech contests.

 Monica is friendly to everyone, so she is liked by many teachers as well as students.

In addition, she is so active and that she visited many places in Japan, and took part in Japanese-style events, such as Uwajima Ushioni festival.

 On this occasion, she has to come back birthplace, Texas America.

So we have to say good-by to Monica. We miss you so much.

 We will never forget Monica forever. We wish you all the best in the future.

Thank you so much.  Monica, Good luck.

 

1学期終業式

2023年7月20日 12時41分

 早いもので、1学期が終了しました。とは言え、夏季セミナーや6年生の特別セミナーなど学力向上及び進路実現に向けての学校活動がしばらく続きます。また、部活動は新チームとしての夏を迎えるところが多く、チーム力強化や個人の技能向上にじっくりと努めることになると思います。暑い日が続いていますので、熱中対策と新型コロナ対策の両面に留意しながら充実した日々を過ごしましょう。私は日ごろから、生徒の皆さんに「夢を語り、その実現に向けてどうすればよいか考え、挑戦しましょう」と語っていますが、皆さんが夢に向かって一歩踏み出すことができるよう、ウォルト・ディズニーの言葉を紹介します。

 ディズニーは「夢をかなえる秘訣は四つのCに集約される」と語っており、その四つのCは「Curiosity(好奇心)」「Confidence(自身)」「Courage(勇気)」、「Constancy(継続)」とのことです。私たちもこのことを意識しながら、「暑い」夏が、心の「熱い」夏となるよう前進していきましょう。

 以下、1学期終業式式辞で話したことを紹介します。

【1学期終業式式辞】

 皆さん、おはようございます。皆さんにとって、この1学期は充実したものとなったでしょうか。5月に新型コロナウイルスが5類に移行されたことを境に、かつての生活様式に戻りつつあります。しかし県内では、直近の3週間で感染者数が急増しており、今後の更なる感染拡大が心配されています。これから夏季休業を迎え、県内外での人の往来が増加する時期になるので、引き続き基本的な感染対策を心掛け、感染防止に努めてください。

 さて、この1学期を振り返ってみますと、皆さんの数多くの挑戦や活躍がありました。ここで、その一部を紹介します。

 個人の活動として印象深いものは、囲碁部門、小倉百人一首かるた部門で全国高等学校総合文化祭鹿児島大会へ出場すること、国体愛媛県選抜チームの一員に弓道部3名が選出され、四国ブロック予選に挑み鹿児島国体を目指すこと、地域貢献を意識したヤングボランティアスタッフへの登録、うわじま圏域こども観光大使向け基礎講座での講師担当、科学の甲子園ジュニア愛媛県大会出場、えひめ高校生ハワイ派遣事業へのエントリー、オンライン語学留学へのエントリー、ホリバタ事業高校生企画プロジェクトへの参加、地域の子ども食堂への協力などです。

 団体の活動として印象深いものは、人権委員会による中庭へのひまわり植樹、宇和島南定期演奏会での吹奏楽部、邦楽部、そして、演奏会で縁の下の力持ちとなった放送部、写真部の活躍などです。その他、数多くの運動部活動で活躍した選手も多数いましたが、すでに表彰伝達等を行っているのでここでは省略します。

 私は皆さんに、一歩を踏み出す勇気を持ち、何事にも積極的に挑戦してほしいと思っていますが、そのことをよく実現してくれたと、うれしく思います。本校の先生方は一歩を踏み出すことを躊躇する生徒の背中を押してくれ、目標に向かって挑戦しようとする生徒を応援してくれますので、これからも失敗を恐れずさまざまなことに挑戦してください。

 ところで、皆さんはこの長い夏季休業をどのように過ごすか考えていますか。時間の使い方次第で、これから先の人生が大きく変わることがありますので、生活習慣を崩すことなく、バランスの良い規則正しい生活を送ってください。勉強する時間はきちんと確保した上で、部活動や趣味の時間を確保し、1日1日を充実させましょう。やるべきことを明確にし、自己の目標に向かって有意義な時間を過ごしてください。日頃から、時間を大切にし、時間管理のできる人が人生を制します。

 中でも、受験生としての夏を迎える6年生は、やるべきことを複雑化せず、スモールステップでシンプルにノルマを決め、受験勉強を乗り切るようにしましょう。苦しいのは皆同じ、クラスの絆を強め、仲間と共に前進してください。後悔のない夏としましょう。

さて、1学期の出来事を振り返り、先ほど良いことを紹介しましたが、反省しなければならないこともありました。そこで、皆さんにお願いが一つあります。それは、「言葉を磨いて、温かな人間関係を築いてほしい」ということです。

言葉によって人は勇気づけられ、元気が湧いてきます。時には、良好な人間関係を構築できることもあるであろうし、その人の人生を大きく左右することもあるでしょう。しかし、その逆で使い方によっては、人を傷つけ悲しい思いをさせ、その人の未来を閉ざしてしまうこともあるでしょう。それは、例えば、身体の特徴を面白おかしく発して冷やかしてみたり、相手が好意に受け止めていないあだ名で呼んでみたりなどです。言葉一つで、人間関係も、人生も違った状況になることがあるということです。そのような言葉の力を知り、その正しい使い方を理解し、皆さん一人一人が人間力を磨いて、誰もが楽しく学校生活を送ることができるようになってほしいと思っています。

 今年度の入学式で1年生に、「より良い人間関係を築くことは、相手の長所と付き合うことである」と伝えました。相手の良さを理解し、そのことを言葉で認め合い、褒め合うことで、いじめのない、誰もが居心地が良いと感じられる南中としましょう。そのためにも、自分の思いが相手の心に温かく響くように、言葉を磨いていきましょう。

 最後に、皆さん一人一人が、この夏季休業中を有意義に過ごし、心身ともに成長し、2学期始業式では、愛顔輝く元気な姿を見せてくれることを願って、1学期終業式の式辞といたします。

【1学期最後の学級活動、HR活動の様子】

宇南中等の絆(野球応援編)

2023年7月18日 10時44分

 7月17日に、西条ひうち球場で本校野球部は、松山東高校と対戦しました。猛暑日の中、懸命に頑張っている選手を、スタンドから、有志で結成した応援団、吹奏楽部、ダンス部と有志で結成したチアリーダー、生徒会、有志参加者、先生方で全力で応援しました。
 ヒットの数は相手校と1本しか差がなく、4度の得点圏に走者を置きましたが、あと一本が出ずに0-6で惜敗しました。守備もノーエラーで十分に頑張りました。
 マネージャー1名を含む6年生4名は、これまでどのようなことにも代えがたい多くの経験をしてきました。辛い練習を仲間と支えあいながら乗り切ったこと、時間管理を徹底し学業との両立を果たしてきたこと、休日も普段より早く起床し練習試合等を行いチーム強化に努めてきたこと、さまざまなことがあると思います。そのような経験は皆さん自身を大きく成長させたことと思いますし、また、皆さんの人生において、大きな財産になったことと思います。
 これまで支えてくださった保護者や地域の皆様への感謝の気持ちを胸に、これから進路実現に向けて気持ちを切り替えて頑張ってください。また、新チームとしてスタートする10名は8月に新人戦が予定されていますので、すぐに新たな一歩を踏み出しましょう。
 宇和島南中等生としての誇りを持って、次なるステージでそれぞれが活躍してもらえることを大いに期待しています。

 野球応援に参加してくれた生徒の皆さん暑い中ありがとうございました。野球部は皆さんに感謝していると思いますし、野球部の全力プレーを近くで応援した皆さんにとっても心に響くものがあったと思います。このような経験を通じて宇南中等の絆を強め、学校の勢いをつけて行きましょう。

 

再会は奇跡それとも運命?(開校記念講演会)

2023年7月12日 15時22分

 7月10日に開校記念講演会を開催し、講師として本校3期生の山本洸大さんを同窓会主催でお招きしました。
 講演の中で印象に残っていることは、「若者の特権は『時間』と『失敗権』を持っていることだ。今は失敗を恐れずさまざまなことに挑戦し、経験値を上げることに成長がある。」と語っていただいたことです。最後は、「未来を切り拓くのは我々で、可能性は自らの手にあるのだ。これから先、数多くの困難が待ち受けているが、『できっこないをやらなくちゃ』」と締めくくられました。とりわけ、これから本格的な受験生としての夏を迎える6年生には心に響くものがあったことと思います。

 生徒の皆さん、これからの人生、山あり谷ありだと思いますが、挑戦する姿勢を大切に、失敗したとしてもそれを糧に自身を磨き、大きく成長ましょう。
 ところで、講演会の中で山本洸大さんが語っておられたように、洸大さんは本校の岡颯天先生とは同級生です。良きライバルとして切磋琢磨し、強力なリーダーシップを二人ともが発揮することで、本校をけん引してくれていました。実は当時の二人の担任は私で、その二人の活躍の様子は誰よりも知っています。本校でこのタイミングで3人が出会うことは奇跡に近いことですが、これも運命だったのでしょうと、講演後に3人で話しました。